関係を切るのは簡単だけど

シチリア 001

この写真はナポリのホテルで撮りました。

本日のご相談は、傍若無人の取引先を切りたいという案件でした。
その取引先は、幹部がすぐにやめてしまう会社らしく、
最近は創業オーナーの老害が目に余るとのこと。
妻も、実の息子も、病に伏し、娘婿もこの老社長をもてあます状態。
そんな中で今回は、相談の会社にクレームが来たという。
全く寝耳に水のクレームに、
何十年のお付き合いの会社ではあるが、ほとほと手を焼いている。
担当社員の心労も、思い計り、いっそ、取引をやめたいと、社長の意向である。

「うちほど、親身になって対応できる会社は他にはないですから、
今まで精いっぱい頑張らさせてもらいましたけれど、もう、取引を切ってもいいと思っています。」
若き社長はおっしゃる。
さあ、私のアドバイスは、、、

「御社はもうじき創業100年の老舗でしょう。
ここは、ひとつ、マーシー(慈愛)を見せられてはいかがでしょうか。」
差し当たって、集金ができないなどの、実害はないのであれば
「その老社長は、吾を忘れていらっしゃると思う。さみしいんです。
今、御社が切ってしまったら、風評がたちます。
お互いにあと味が悪く、長年の信頼が無になります。哀しい出来事です。」
しばらくは相手の言い分を聞きなさい。
今後の対策としては、必ず書面を交わすこと。
「そんなことぐらいで、いちいち紙に書くなんて、水臭いじゃないか」は、
古き良き日本人の悪い癖。
ビジネスは必ず契約書を交わしなさい。
それが無駄にもめない秘訣です。
一代で大きな財産を築いた方の引き際を本当に最近は、よく耳にします。
その方たちはあと10年現役ではないのですから、
切るのではなく、じっと辛抱も、良いかもしれません。


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